職人の手仕事にこだわった上級コレクション 42ND ROYAL HIGHLAND EXCLUSIVE made in Japan 。
おかげ様でリクエストオーダーとしてたくさんのオーダーをいただいており
店頭での商品が間に合っておりませんでしたが、待望の3モデルが再入荷いたしました!
ハンドソーンウェルテッド製法で作られるシューズは、
ほとんどの工程を職人の手仕事により仕立てています。
アッパーにはフランス アノネイ社製のボックスカーフを。
そしてソールには英国製ダイナイトソールを採用し最上級の品質にこだわりました。
今回は実際にどのように仕上げられていくのか、なかなか知ることのできない靴づくりの工程もご紹介していきます!
◆珠玉の職人技スキンステッチ
スキンステッチとは、革の内部(銀面の層)に針を通し、
糸が浮き上がるような意匠を作りあげる高度なテクニックが必要な手技。
職人のなかでもその技を持つものは限られ、美しく仕上げるには鍛錬が必要となります。
さらに“ライトアングルスキンステッチ”と呼ばれる直角に縫い上げる技は
さらに高度で、名品ともされる某ブランドの代表的モデルには、
この技を許される職人が2~3人しかいないとも言われているほど。
今回の入荷はこちらのライトアングルスキンステッチUチップのブラック。
そして、こちらのスキンステッチで仕立てるキャップトゥのブラックの2型が再入荷!
チェーンステッチの浮き上がるような
美しいスキンステッチ。
◆細部のディティールにこだわるプレーントゥ
程よいノーズの長さと、セミスクウェアチゼルトゥが美しいプレーントゥ。
ソールには英国製ダイナイトソールを採用しています。
グリップ力がありながら、
まるでレザーソールのような
美しいコバ面を出せるのも魅力。
今回はこの3デザインが少量ではありますが再入荷いたしました!
どうぞ気になっていた方はお早めにご覧くださいませ!
◆ハンドソーンウェルテッド製法へのこだわりと背景
19世紀後半、グッドイヤーウェルテッド製法の機械が開発される以前まで、
多くのクラシックな靴はハンドソーンウェルテッド製法によって、
職人の手仕事で一針一針縫い上げられていました。
職人の確かな技術力を必要とする製法であり、仕上がるまでに非常に時間がかかるもの。
ビスポークシューズに見られる製法であり、近年のクラフトマンシップの再注目によりその貴重性は高まっています。
42ND ROYAL HIGHLAND EXCLUSIVE コレクションは、そんなこだわりのハンドソーンウェルッド製法で仕立てられています。
まずは中底の革の切り出しから。
ミゾ掘りも全て職人の手仕事。
中底の出来で靴のシルエットが決まる程、実は重要なポイントなのです。
熟練職人の迷い無きカッティングが、それを確かなものへと導きます。
そしてアッパーを手つり込みし、
釘打ちしながら成型していきます。
この後アッパーに汚れが付かない様ビニールを装着。
つり込み終ると、一番の見せ場とも言える手すくい縫い。
中底に入れた絶妙なミゾを元に、中底・ウェルト・アッパーを均一な深さ・均一なピッチで縫い上げていきます。
チャン(松ヤ二)引きした撚り糸をしっかりと締め上げていく工程も、出来上がりを左右する大事なポイント。
今回のTOPICSでは、長年の経験と技術力をもった職人技、少しではありますがご紹介させていただきました!
この続きもどうぞお楽しみにしていてくださいね!
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